Grabの「アプリ停止」:SNS上の数行の投稿が、事実を罪に変えてしまう可能性

9月14日、ハノイ市警察は、Grabのドライバーがアプリの停止を呼びかけたり、運賃について不満を述べたり、チラシを配布したりする様子に関するコンテンツを多数投稿したとして、あるYouTubeチャンネルの運営者に罰則を科したと発表した。罰金額は1,000万~2,000万ドンとされている。この一件は即座に、注目すべき疑問を投げかけた。ソーシャルメディアがドライバーの生計に関する声の場となった今、現状の反映、報道、そして虚偽情報の境界線はどのように定義されるべきなのか?

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警察当局によると、多くのFacebook、TikTok、YouTubeアカウントが、9月12日と13日にGrabのドライバーがこぞってアプリをオフにしたという情報を、「ストライキ」「Grabの麻痺」「全ドライバーが業務を停止」といった強い表現を用いて共有していた。もしこれらの情報が不正確であるならば、規定に基づき処分を下すことは正当な根拠がある。しかし、ここから逆説的な事態も生じている。ハッシュタグはプレスリリースよりも急速に拡散し、センセーショナルな一文が、未検証の現象を何千人もの人々の目には「事実」として映らせてしまうこともあるのだ。

一般市民が必要としているのは、大々的に掲げられたスローガンではなく、明確なデータである。実際に何人のドライバーが参加したのか、Grabの運営はどの程度影響を受けたのか、どの情報が正しく、どの情報が間違っているのか?あるアカウントを処罰することで、その投稿の問題は解決できるかもしれないが、運賃や収入、ドライバーの権利に関する問題の背後にある懸念が自動的に解消されるわけではない。なぜなら、真実を検証するためのデータが不足している限り、ソーシャルメディアでは噂が先走り、真実は後を追う状態が続くからだ。

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